「ロブロイさん、ロブロイさん」
「ん?」
「ロブロイさん、恋人いますか?」
「へ?恋人はいないよ」
「なんで?」
「なんで!!!??」
「はい。どうして?恋人居ない。なぜ?」
「な!いや、なんだ。んーなんでだろう。理由?……んー……うーん……わからないよ。僕もその理由は知りたいな」
「?」
純粋に簡潔な質問を投げかけられ、恋人が居ない理由を考えたら何も浮かんでこなかったから、恋人が居る理由もそりゃないわけだよって納得してしまった瞬間は肺が破れそうでした。
『いるよね?あ、違う。別れちゃったんだよね』
って、ついこの前の話的な仕上がりで完全にフォローされて、それをわざわざ通訳された後に彼女達がかわいそうに…って顔をしたのが今日のとどめでした。

P.S.
最近のお国柄違いで且つ若い女性からの質問は基本的に追い詰められる傾向にあります