「忘れてた……花火」
「は?」
「花火大会!!館山の花火大会行かなきゃ夏が終われない!!」
「あれ?去年、花火大会なんて行ってた?」
「あ、行ってない」
「あんた、去年の夏がまだ終わってないわね」
「そう!僕の夏は去年から終わってない!」
というわけで、
ロブロイはスッカリ花火の事を忘れていました。
花が好きで、花火もすごく好きだ。
(あ、同じだと思ってる。)
花火は生き物みたいだ。生まれて散る。
(そう感じるのだから、きっと同じだ。)
仕事の有給消化は、夏にする事が多かった。
全部が花火大会を理由にしたら怒られそうなので、友人達は夏に結婚するのが通例だった。
大阪で結婚式があると言って、車で一時間の花火大会の会場で空を眺めていたわけだけど。
まさか花火大会を忘れていたとは、ロブロイもダラシない奴です。
花火だ。
花火大会だ!
!!!!!!(=゚ω゚)!!!!!!
砂浜に寝転んで、
花火を観なくちゃな。
昨年から続いたままの夏を終わらせよう。
